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憲法9条を、平和の風を、世界中に 日本のうたごえ祭典in愛媛へ2021年兵庫のうたごえ合唱発表会で1位に輝く!

兵庫のうたごえ合唱発表会が2年ぶりに8月1日(日)、須磨区文化センター大ホールにて行われました。もともとは垂水区文化センターレバンテホールだったのですが、レバンテホールがワクチン接種会場となり、急遽たまたま空いていた須磨区文化センターで行うこととなりました。開催に当たっては感染防止対策をしっかり行っての開催としました。

 昨年までは一緒に行っていた独唱・小編成の部は、今年度からは別開催とし、既に7月4日(日)に行い、今回は女性と一般(混声)の部の発表となりました。

 このコロナ禍で、出てこられない合唱団もありましたが、女性の部10団体、一般の部6団体、そして、小編成での全国の合唱発表会推薦団体2団体併せて18団体、そしてお客様も含めて約250名の参加となりました。2年ぶりの開催ということで、こうしてお互いの顔が見えるのは、とても嬉しいことでした。審査員は、いつもお世話に成っている川辺甲子郎先生(加古川音楽家協会会長)増田健一先生(兵庫県合唱連盟副会長)に加え、今回は声楽家の野上貴子先生、全国協からは日本のうたごえ全国協議会副会長で教育部長の渡辺享則先生にお越しいただきました。

 まず、女性の部は、「フィスト・ピース」から始まり、わかめコーラス、女星人、フィスト・ラブ、新婦人須磨支部コーラスつばさと続き、ソット・ボーチェが♪たいせつなことを歌い、たんぽぽ、そして新婦人めだかコーラスと続き、団の常任指揮者の山本収先生がタクトをとる「女声コーラスこぶし」が♪わたしが一番きれいだったときを歌いました。平和への思いを歌いあげ、訊くものをじわじわと感動へ導きました。そして、女性の部の最後は女声コーラスゆずり葉。先日の2ndコンサートで披露した曲のなかから、女声合唱曲集「三っつの不思議な仕事」より♪空みがき近代日本名歌抄より♪青い眼の人形を町田百々子先生指揮、大西のり子先生のピアノで歌い、そのさわやかなうたごえは会場いっぱいに広がりました。



 続いて一般の部。トップは青年合唱団の有志でつくる「いのち輝く合唱団」が先日の知事選に出馬した金田峰生さんの応援歌として創作した♪手をつなぎ いのち輝く街へを歌い、青年合唱団、阪神センター合唱団と続き、西宮さくらんぼ合唱団は約30名の参加で、川の流れのように他を歌いました。

 神戸市役所センター合唱団は、ロシヤ民謡の♪黒い瞳と9月20日の全国自治体のうたごえ祭典in神戸が初演となる池辺晋一郎先生作曲の混声合唱組曲「沖縄は叫ぶ」から♪オキナワというだけでを、市民団員も含めた20名で歌いました。



一般の部の最後は東播センター合唱団が、♪たいせつなことと♪オーシャンゼリゼを歌いトリを務めました。

 それぞれの団の発表のあとは、小編成で推薦団体に選ばれたえべっサウンズと団の女声アンサンブルKiPLYUの演奏でした。えべっサウンズは♪津軽のふるさとと♪民衆のうたが聞こえるかを男声の豊かな声量で歌い、KiPLYUはゆずり葉コンサートでも歌った近代名歌抄から♪影を慕いてを大西先生のゴージャスなピアノで歌い、小編成一位の貫録を見せてくれました。



審査委員会の間、全国自治体のうたごえ祭典in神戸で、兵庫のうたごえとして歓迎演奏をする♪たいせつなこと♪群青を山本収先生の指導、井上由子さんのピアノで練習しました。

 さて、結果ですが一般の神戸市役所センター合唱団が1位で日本のうたごえ合唱発表会の推薦団体に、女声コーラスゆずり葉が女声の1位で推薦団体に、選ばれました。久々の合唱発表会でしたが、コロナ禍で参加できない合唱団も多く、来年度こそ、多くの団体が参加しての合唱発表会ができることを願っています。


一般は東播センター合唱団が事情により小編成の前に演奏したため、神戸市役所センター合唱団が事実上、トップバッターとなりました。コンクール的には不利といわれているこのポジションで、私達は気負うことなく、市民団員の方を含めたS10、A7、T3、B2計22人で、混声合唱組曲「沖縄(ウチナー)の雲へ」より第4章「月見草咲いて」を情感いっぱいに歌い上げました。途中、飛び出しなどちょっとした「アクシデント」はありましたが、大事には至りませんでした(笑)。

 団員が少数参加の「神戸市職員コーラスゆいま〜る」は朗読入りの珍しい楽曲、千原英喜作曲の「宮澤賢治の最後の手紙」を息ぴったりに。トリを務めたのは西宮さくらんぼ合唱団。曲は、震災のあった福島の詩人和合亮一作詩、信長貴富作曲の「夜明けから日暮れまで」。壮大なスケールの演奏は締めくくりにふさわしいものでした。

 審査討議の間は「兵庫のうたごえ祭典」に向けての合同演奏練習。「群青」「大地讃頌」を団の副指揮者、北川秀樹と阪神センター合唱団のピアニスト、竹中敦子さんの進行で。「群青」は音取りからでしたが、演奏経験のある西宮さくらんぼ合唱団と東播センター合唱団のリードで、スムーズに進みました。

 さて、結果発表。約4時間半に渡り、私たちの演奏を審査して下さった、難波洋子先生、福井から駆けつけて下さった斉藤清巳さん、増田健一先生、川辺甲子郎先生から講評をいただきました。主なものとしては、楽譜通りの強弱を付けよう。語尾の処理がぶち切れなので、もっと「読んでいるように」。また、「色々なジャンルの曲が増えて喜ばしい」との事でした。

 さて、結果ですが一般の神戸市役所センター合唱団が1位で日本のうたごえ合唱発表会の推薦団体に、女声コーラスゆずり葉が女声の2位で推薦団体に、小編成はKIPLYUが1位で推薦団体に選ばれました。また、準推薦団体に4位の神戸市職員コーラスゆいま〜る、ユースコラールAsNAROも小編成で4位と大健闘でした。



 長時間でしたが審査員の方々はじめ、各合唱団、ユニットの皆さん、お疲れ様でした。私たちはまだまだ岡山の自治体のうたごえ合発、愛媛の日本のうたごえ合発と続きがあります。さらに参加曲を磨いていきましょう 


審査員の先生方、参加された皆様、お疲れさまでした。

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